スキルアップに繋がるターミナルケアでの薬剤師の仕事

いま注目されているターミナルケアを知っておきましょう!
日本のターミナルケアを考える

痛みを緩和させる薬剤師

痛みがあるのはつらいと言ってくるターミナルケア中の患者はとても多いのです。ターミナルケアの大きな役割のひとつに疼痛コントロールがあります。末期がんの患者は常に痛みとの闘いです。その痛みを助けるのが、医療従事者の一員である、薬剤師の働きなのです。ここでは、詳しくターミナルケアにおいての薬剤師の役割を知っておきましょう。

痛みを緩和させる薬剤師
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薬剤師の役割

ターミナルケアの薬剤師の仕事内容は、患者が一番求める疼痛の緩和がメインです。薬の種類や量などを細かく調整して、少しでも患者の痛みを和らげるというのが仕事となります。大切なのは、患者の症状を治すことではなく、緩和する事にあります。この疼痛緩和の為に、薬をコントロールする事は非常に高い知識が必要とされます。少しでも調剤が狂えば、痛みが緩和されないばかりか、逆に激しくなったり、痛みに対する効果が逆効果になることもあります。そういった難しい仕事をこなす事がターミナルケアの薬剤師の仕事となります。

薬剤師の役割

精神面でハードな仕事

ターミナルケアの薬剤師は技術的な難しさもありますが、精神的にハードになりがちな仕事でもあります。関わる仕事は終末医療ですので、患者の理想とする最後の時間まで気を抜く事ができず、緊張感は高くなりがちです。また、死を迎えようとする患者が入院している為、いつ何が起こるか予測できません。その為、夜間勤務があるのも特徴です。看護師同様に交代で日勤と夜勤を担当します。その為に生活リズムが狂ってしまう薬剤師もいるようです。一般的な薬剤師なら、薬局の経営時間で仕事が終了できるのに比べてみると、ハードな勤務にはなります。また、最期を自宅で過ごしたい患者の為に、在宅のターミナルケアも行います。ですので、いまやターミナルケアの薬剤師は決まった職場を持たない人も多くなりました。しかし、在宅のターミナルケアは患者の家族との関わりも多く大変ではありますが、同時に医療従事者としてのやりがいを感じる薬剤師も多いのです。

精神面でハードな仕事

薬剤師の求人

もとは民間で運営されていることが多かったターミナルケアですが、近年は国公立の病院でも多く開設、運営されています。また、その流れは全国的に広がってきていて、まだ発展途上な部分もあります。現在、薬剤師の求人は全国的に見ると決して少ない方ではありませんが、地域を限定して探すと、かなり少なくなっています。在宅のターミナルケアも進んでいる事を加味すると、職場は家から遠くなると考えても良いかもしれません。
ターミナルケアの薬剤師で働くメリットは、末期がん、エイズといった死に関わる重篤な病気の知識が増え、高度な調剤技術が身につきます。それだけではなく、ターミナルケアの薬剤師として働くと、人間として成長もできると感じます。ターミナルケアで関わる患者は最期を迎える人ばかりです。そんな患者の心と体のケアをするのが仕事となりますので、心のケアをする力が身に付きます。友人の悩みを聞いていても、心を癒してあげれるようにもなってきます。更に、人生のゴールを迎える患者に触れることによって、人生観が大きく変わる人も実は多いのです。また、自分の家族や友人が終末期を迎える事態になった時、自分が終末期を迎える事になった時、どういった対応をすれば良いのか分かっている強みがあります。薬剤師のスキルとしてはもちろんの事、人間的なスキルも上げていけるのがターミナルケアの薬剤師の最も大きな特徴であり、やりがいの部分になるのです。

薬剤師の求人

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